ついにこの日がやってきました!あのモバイルバッテリーなどで有名なAnkerからAppleのMFi認証を取得したUSB-CーLightningケーブルが発売になったのです。
これまでiPhoneを高速充電させるためにはUSBのPower Delivery(PD)に対応したケーブルを使用する必要がありました。
そのためにはApple純正のケーブルしか選択肢がなく高額なケーブルを購入する必要がありました。
しかしついにサードパーティのAnkerからPD対応のケーブルが発売されたのです!!
今回早速そのケーブルを入手したのでいろいろと検証してみました。
USB-CーLightningケーブルの価格
メーカー | Anker | Apple | Apple |
長さ | 0.9m | 1m | 2m |
価格 | 1,599円 | 1,800円 | 3,800円 |
あまりにもApple純正の1mが高すぎたため値下げされましたが、2mはそのままなので価格差がこのようになっています。
Power Deliveryの規格
タイプ | 電圧 | 電流 | 電力 |
USB2.0 | 5V | 0.5A | 2.5W |
USB3.0 | 5V | 0.9A | 4.5W |
USB3.1 | 5V | 1A | 5.0W |
USB PD(5V) | 5V | 3A | 15W |
USB PD(9V) | 9V | 3A | 27W |
USB PD(15V) | 15V | 3A | 45W |
USB PD(20V) | 20V | 5A | 100W |
PDには各電圧と最大の電流が決められています。
今回iPhoneで利用可能になるのは9Vの電圧になります。
Anker PowerLine II USB-CーLightningケーブル開封!
Amazonからの配送はポストに投函されていました。
開封してみるとケーブルには、束ねるマジックテープが付属していました。
正真正銘のUSB-CーLightningケーブルです!!
USB-C側のケーブルにはシリアル番号が印字されてました。
実際にPDで充電されるか?
通常PD未対応の場合、5V×2.4A=12Wが最大です。
こちらのUSBポートに電流電圧チェッカーを取り付けて測定してみました。
ころころと数値が変動していましたが、この瞬間は9.31V×1.63A=15WとPDで充電出来ていました。
さらにワットチェッカーでも測定してみました。
充電が70%以上のiPhoneを接続した場合、供給電圧は5VでPDではなく通常充電となりました。
充電が70%未満のiPhoneを接続すると供給電圧が9VになりPDでの高速充電になりました。
無事にPD対応で高速充電可能なケーブルを入手することが出来ました!
iPhoneで高速充電をされたい方や、MacのUSB-Cポートから直接iPhoneを接続したい方におすすめです!