ANAで航空券を予約していざ座席を指定しようとすると、真ん中の座席しか空いていない!なんてことありませんか?
なるべく思い通りの座席を指定するためにはちょっとしたルールを知ることで可能な限り自分の好きな座席を選ぶことが可能です。
目次
運賃別の事前座席指定範囲
大前提として、購入するチケットの種類で指定できる事前に座席範囲が異なります。
最も指定範囲が広い運賃
座席の指定範囲はチケットの価格に比例します。高い運賃のほうが座席指定範囲も広くなります。
- 片道運賃
- 往復運賃
- 子児運賃
- ビジネスきっぷ
この4つで定価で購入する人はまれなので仕事で使うビジネスマン向けのビジネスきっぷがメインになると思います。
次に指定範囲が広い運賃
次に座席指定範囲が広い運賃は以下の運賃になります。
- 特割
- 特定便乗継割引運賃
- 乗継特割
- シャトル往復運賃
- 介護割引運賃
- 身体障がい者割引運賃
- 株主優待割引運賃
- 小児株主優待運賃
- 特典航空券
- いっしょにマイル割
- アイきっぷ
割りと出発日が近い日に購入する特割や、株主優待割引運賃や特典航空券、いっしょにマイル割もこの中に入ります。
最も指定範囲が狭い運賃
もっとも座席指定範囲が狭いのはチケット代が安い運賃です。
- 特割
- 乗継旅割
- その他運賃
1ヶ月以上前から予約したりする特割や、その他のツアーやパックなどの運賃になります。
運賃別の事前座席開放ルール
最初に満足できない座席を渋々指定しても、幾つかの座席が開放されるタイミングで希望座席に変更するチャンスが有ります。
- ビジネスきっぷなどは2日前の12時~
- その他は前日の0時~
これが基本になります。しかしANAには更に早く座席が解放される制度があります。
ステイタス別の事前座席指定ルール
ANAの上級会員ではステイタスによって指定できる座席範囲が異なります。これはチケットの運賃の種類に関係ありません。
プラチナ・ブロンズ・SFCでも座席ブロックエリアが存在します。ANAではステイタス別に座席開放ルールが存在します。
ステイタス別の事前座席開放ルール
これがステイタス別の事前座席開放ルールになります。
対象者 | 開放時刻 |
ダイヤモンドメンバー | チケット予約時点で全席開放 |
プラチナ・ブロンズ・SFC | 2日前の0時~ |
ANAカード会員 | 2日前の12時~ |
その他 | 1日前の0時~ |
このルールを覚えておくと、一旦希望の座席以外で予約したフライトが座席開放で希望座席に座れる可能性が格段に上がります。
本当に満席の場合は開放されない
この座席開放ルールは座席に空きがある場合にのみ適用されます。その為実際満席の便ではほぼ変化がありません。
ちなみに予約時のステイタスは平SFCです。
SFCの事前座席範囲
悲しいことに中央座席が5席空いているだけでした。
一旦仮の座席を予約してSFCの座席開放ルールの2日前の0時に期待します。
座席開放後
座席が開放されても増えるどころか更に予約数が増えて空席がなくなりました(笑)
この場合当日の朝の空港カウンターでの空席を狙うしかありません。
最終的にはここの座席をゲットできました\(^o^)/
みなさんも0時や12時のタイミングで再度座席指定をしてみてはいかがでしょうか(*^^*)