突然アメックスのポイント加算ルールが2017年10月から変更になり改悪されましたが、2019年4月から更に改悪の対象が広がりました。
公式HPのアナウンス
ポイントプログラムにおける加算ポイント数 一部変更のお知らせ
2019年4月1日ご利用分より、100円=1ポイントとして換算されない加盟店に下記加盟店が追加されます。
・ポイント加算対象外の加盟店
<寄付団体>
国境なき医師団、国際連合世界食糧計画WFP協会、国連UNHCR協会、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、日本赤十字社、プラン・ジャパン、ワールド・ビジョン・ジャパン
・200円=1ポイントとして加算される加盟店
<公共料金>
下記のガス・水道料金
仙台市ガス局、東部ガス、北陸ガス、日本海ガス、東彩ガス、武州ガス、大多喜ガス、静岡ガス、大津市企業局、岡山ガス、山口合同ガス、四国ガス、日本ガス(鹿児島市)、水戸市水道部、小松市水道料金、甲府市上下水道局、浜松市上下水道局、大津市企業局、桑名市上下水道部、京都市上下水道局、神戸市水道局、猪名川町水道料金、尼崎市水道局、福岡市水道局、新宮市上下水道
<決済手段>
Amazon Pay、d払い(QRコード、バーコード決済分)、ローソンスマホレジ
<公金>
特許申請料、Yahoo!公金支払い
<その他>
病院、Yahoo!toto
これが公式アナウンスの内容です。今回の改悪で税金関係やふるさと納税のポイント加算が100円=1ポイント(還元率1%)→200円=1ポイント(還元率0.5%)に変更になるというものです。
ポイント加算対象外の加盟店(還元率0%)
そもそもアメックスではポイント加算対象外というものがありました。今回の改悪でポイント加算対象外については変更ありません。
放送局
- NHK
電子マネー
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
寄付団体
- 日本赤十字社日本ユニセフ協会
- 国境なき医師団2019年4月追加
- 国際連合食糧計画WFP協会2019年4月追加
- 国連UNHCR協会2019年4月追加
- セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン2019年4月追加
- プラン・ジャパン2019年4月追加
- ワールド・ビジョン・ジャパン2019年4月追加
2019年4月からは寄付の対象外が大幅に追加になりました。
100円=1ポイントとして換算されない加盟店(還元率0.5%)
かなり増えましたね。ガス・水道は今までは一部地域のみでしたが、これで全国的に改悪の対象となりました。
税金
- 国税
- 都道府県税など
詳しくはこちら
公金
- 国民年金保険料
- 特許申請料
- Yahoo!公金支払い2019年4月追加
決済手段
- Amazon Pay2019年4月追加
- d払い(QRコード、バーコード決済分)2019年4月追加
- ローソンスマホレジ2019年4月追加
その他
- 病院2019年4月追加
- Yahoo!toto2019年4月追加
2017年10月の改悪で今までは一部の税金のみポイント還元率が0.5%だったものが、今回から基本的に税金関係はすべて還元率が0.5%になるという感じです。
そして2019年4月の改悪でスマホ決済なども対象になり、更には病院も対象になってしまいました。
今回の改悪の詳細
国税は今まで通りですがその他税金も対象です。
国税
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税(連結納税を含む)
- 地方法人税(連結納税を含む)
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及び復興特別所得税
(告知分のみ) - 源泉所得税
(告知分のみ) - 申告所得税
- 復興特別法人税(連結納税含む)
- 消費税
- 酒税
- たばこ税
- たばこ特別税
- 石油税
- 石油石炭税
- 電源開発促進税
- 揮発油税及び地方道路税
- 揮発油税及び地方揮発油税
- 石油ガス税
- 航空機燃料税
- 登録免許税(告知分のみ)
- 自動車重量税(告知分のみ)
- 印紙税
- 決済手数料
- 附帯税(加算税、延滞税等)
地方税
- ふるさと納税・寄附金等
- 都道府県民税(個人・法人)
- 市区町村民税(個人・法人)
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 償却資産税
- 特別土地保有税
- 自動車税
- 自動車取得税
- 軽自動車税
- 法人事業税
- 法人特別税
- 個人事業税
- たばこ税
- ゴルフ場利用税
- 鉱区税
- 軽油取引税
- 入湯税
- 事業所税
- 宿泊税
- 娯楽施設利用税
- 料理飲食等消費税
- 特別地方消費税
- 狩猟税
- 産業廃棄物税
- 国民健康保険税
- 後期高齢者保険料
- 介護保険料
- 保育園保育料
- 留守家庭児童育成料
- 幼稚園保育料
- 各種交付金
- システム利用料、決済手数料等
- 証明書等発行手数料等
- その他クレジットカード払い可能な税金等
一般個人に関係しそうなものに印を付けてみました。都民税や自動車税は今まで通りですが、保育園保険料や固定資産税やふるさと納税などの支払いも今回の改悪の対象になりました。
ふるさと納税に関しては「Yahoo!公金支払い」は前回まで改悪対象外でしたが、2019年4月からは改悪対象になってしまったため200円=1ポイントとなってしまいます。
少し気になったのが消費税です。これは自動的にアメックス側で消費税分差し引いた金額で計算するということなのかよくわかりません。
入湯税などは基本的に現金でしか支払えない施設が多いですが、宿泊税をアメックスがいちいち確認するとは思えませんし、若干今回の内容は無理があるような気がしますが…
なので個人よりも法人で税金をカードで収める側にデメリットが有る改悪のようですね。
どっちにしろ公共料金や税金の支払いにはAMEXではなくJCBやVISAを使ったほうが無難かもしれません。