クレジットカードの国内旅行傷害保険について

先日書いた航空便遅延保険の記事が意外に好評だったようなので、

クレジットカードの航空便遅延保険について 航空機遅延保険 【航空機遅延保険】カード会社別の補償内容の違い

クレジットカードに付帯される保険をさらに紹介したいと思います。
今回は国内旅行傷害保険についてです。
三井住友を例にしてますが、基本的にはどこも同じ感じです。
どこの会社も基本的にゴールドカード以上のカードが対象のようです。

公共交通乗用具搭乗中傷害事故

被保険者が公共交通乗用具に乗客として搭乗中の急激かつ偶然な外来の事故によるケガが原因で

  1. 事故発生の日から180日以内に死亡された場合
  2. 事故発生の日から180日以内に後遺障害が生じた場合
  3. 医師の指示に基づき入院された場合
  4. ケガの治療のために入院し所定の手術を受けた場合
  5. 通院により医師の治療を受けた場合

航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶、バス、タクシーなどをいいます。(当該旅行のために乗用するものに限ります)

電車やバスなどに乗車中の事故で怪我をした場合などが対象になります。

宿泊火災傷害事故

被保険者が宿泊施設に宿泊中に火災・破裂・爆発によって被ったケガが原因で

  1. 事故発生の日から180日以内に死亡された場合
  2. 事故発生の日から180日以内に後遺障害が生じた場合
  3. 医師の指示に基づき入院された場合
  4. ケガの治療のために入院し所定の手術を受けた場合
  5. 通院により医師の治療を受けた場合

ホテルに宿泊中に火災等に見舞われた場合はこちらの保険が対象になります。

募集型企画旅行参加中傷害事故

被保険者が宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の急激かつ偶然な外来の事故によるケガが原因で

  1. 事故発生の日から180日以内に死亡された場合
  2. 事故発生の日から180日以内に後遺障害が生じた場合
  3. 医師の指示に基づき入院された場合
  4. ケガの治療のために入院し所定の手術を受けた場合
  5. 通院により医師の治療を受けた場合

旅行中に負傷や死亡した場合はこちらの保険が対象になります。

お支払いする保険金

担保項目保険金額(ゴールドカード)保険金額(プラチナカード)
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円(自動付帯1,000万円)最高1億円(自動付帯)
入院保険金日額(フランチャイズ7日)5,000円5,000円
通院保険金日額(フランチャイズ7日)2,000円2,000円
手術保険金最高20万円最高20万円
  1. 死亡された場合…被保険者の法定相続人へお支払い ※死亡保険金受取人指定はできません。
  2. 後遺障害が生じた場合…後遺障害の程度に応じて3%~100%
  3. [入院保険金日額×入院日数](ただし、事故の日から180日以内の入院でかつ180日以内が支払の限度)
  4. 手術の種類に応じて[所定の倍率(10倍、20倍、40倍)×入院保険金日額](ただし、手術を受けた場合で、1回の事故につき1回の手術に限る。)
  5. [通院保険金日額×通院日数](ただし、事故の日から180日以内の通院でかつ90日が支払の限度。)

どの事故も180日以内というのがキーになります。
旅行中に保険をかけるなら普段のカードをゴールドカード以上に切り替えるのも手かもしれません。
まぁ事故がないに越したことはありませんが。

 

 

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